弊社からの電子データの送信/共有方法の変更につきまして
2022.12.20 ニュース・プレスリリース
電子データの送信/共有方法の変更につきまして
お客様各位
弊社ではこれまで、お客様宛にオンラインでデータをお送りする手段として「電子メールへのファイル添付」や「無料のファイル転送サービス」を利用し、データには「パスワードzip」を用いて圧縮と暗号化を施すことになっていました。
しかし近年、これらの手法にはウィルス感染や情報漏洩のリスクを増大させる懸念があることが分かってきました。すでにこれらの方法によるデータ受信を禁止したお取引先も出始めており、今後この傾向は加速していくことが想定されます。
このような流れを受け、弊社でも「電子メールへのデータ直接添付」「無料ファイル転送サービスの利用」「パスワードzipによるデータ暗号化」の3点につき、弊社からのデータ送信手段としてこれらの使用を禁止もしくは利用を制限する方針に変更いたします。
また、今後の電子データの送信/共有手段として、2023年1月以降を目途に以下の2つのサービスを導入・運用していきます。:
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1. Microsoft OneDrive for Business
Microsoft社が運営するクラウドストレージ(インターネット上に設置されたデータ保管領域)で、データの格納場所となる設備(データセンター)のセキュリティレベルが非常に高いことに加え、通信経路も暗号化されているため、情報漏洩の危険性は低いと考えられます。
2. 電子メール添付ファイル自動ダウンロードリンク生成サービス
弊社からお客様に届くメールで添付ファイルがある際は、ダウンロード用webリンクに変換されてメール本文に記載されます。ファイル本体をメールでやりとりしないため、重要なファイルを安全に送受信できるうえ、webリンク先にログインするための認証情報の通知は本文メールとは別経路にて送信されるため、メール盗聴時のリスクも低下します。
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お客様のご事情(技術的な問題/セキュリティポリシー等)により上記サービスのご利用が難しい場合には、その旨を弊社業務担当者までご相談いただければ幸いです。代替手段につきましては個別にご対応させていただきます。
取引先のお客さまと弊社の情報セキュリティを一層強化するため、本施策に対するご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。
関連リンク
本ニュースリリースのURL
https://www.chiikan.co.jp/news/2022122011924/
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