サービス内容

自然再生・ミティゲーション・活動支援環境と共生する地域をつくる

地域の特性を活かした豊かな自然の復元・創出をサポートします。

自然再生事業

私たちは、多くの地域で自然再生事業に直接参加するほか、再生に関わる技術的なサポート、地域のNPOとの協働による活動支援を行っています。

自然再生の例
  • 放棄された、あるいは生産性の低い農耕地を元の湿原に復元
  • 都市臨海部での干潟の再生
  • 里山の谷津田や雑木林の再生 他
自然再生の考え方
  • その地域がもともと持っていた生態系を取り戻して、その地域の生物多様性を回復する。
  • 地域固有の生物を保全していくためには、核となる十分な規模の保護地域の保全が重要。
  • 生息生育空間のつながりや、適正な配置を確保していく生態的ネットワークの形成が重要。

ちいかんでは、阿蘇草原、サロベツ湿原、クッチャロ湖鳥獣保護区等(環境省)をはじめとして、多くの自然再生事業の実績があります。

生きものと育む地域再生の提案

トキやコウノトリ、ヤマネコ、万葉の草花など、現在では希少な地域を代表するような動植物を地域おこしのシンボルとして、生きものと共生する地域づくりを行います。
単に生物の生息生育環境を保全するだけではなく、生物多様性の保全が地域経済の発展や産業の育成につながるような提案を行います。
当社では「濤沸湖エコツーリズムプログラム整備業務」(環境省)など多くの実績があります。

ミティゲーションの企画立案

ちいかんでは、ミティゲーション(※)の企画立案のサポートをはじめ、開発されて失われる環境や創出される環境の質をどのように測り評価するのか、そのような指標づくりについても研究開発を進めています。

※ミティゲーションとは?

ミティゲーションとは人間の活動によって発生する環境への影響を緩和したり、補償したりする行為のことをいいます。ミティゲーションの際にはおおまかに言うと以下の3つの段階を順に経なければなりません。

  • 回避:ある行為をしないことで影響を避けること
  • 低減・最小化:ある行為とその実施に当たり規模や程度を制限して影響を最小化する、あるいは低減すること
  • 代償:代替資源や環境を置き換えて提供して影響の代償措置を行うこと

そしてそれらには開発によって失われるものと同等かそれ以上の環境を補償することをさすノーネットロスの原則が適用されます。

ようやく日本ではこのような本来のミティゲーションが定着しつつあります。たとえば行政では多様性地域戦略などと連動して、オフサイトによる代償ミティゲーションを認めるような動きも始まろうとしています。




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