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三菱自動車十勝研究所の森に800種超の動植物が生息
「十勝研究所いきもの調査レポート」が公開されました。

2019.09.04  ニュース・プレスリリース

三菱自動車工業株式会社(以下三菱自動車)は2010年に「三菱自動車グループ生物多様性保全基本方針」を制定しており、これまで国内主要拠点にて順次いきもの調査を行い、結果をもとに、希少な種の保全や外来種駆除等、生物多様性に配慮した取り組みを行ってきました。

当社は2018年に業務委託を受け、三菱自動車の主要な開発拠点のひとつである十勝研究所(北海道河東郡音更町)においていきもの調査を実施し、「十勝研究所いきもの調査レポート」を作成。また十勝研究所の森で研究所の所員や森林施業者向けの生物多様性保全講習会を行いました。

十勝研究所いきもの調査レポート

十勝研究所いきもの調査レポート

四季を通じたいきもの調査では、豊かな森の象徴的存在であるエゾクロテン、クマゲラ、オオタカなど35種の希少種を含む、841種の動植物の生息または生育が確認されました。

十勝研究所は北海道の十勝平野に接する丘陵地に位置し、一周約10kmの高速周回路をはじめとした、国内最大級の自動車のテストコースを有しています。所内にはその特性上、大規模な改変が行われずに大径木やまとまった面積の自然が残っており、計画的な施業が行われている針葉樹の植林地、落葉広葉樹林、池や川、草地など多様な環境が混在しています。それらの環境が多様ないきものに生息環境を提供していることが明らかになりました。

成果は今後、周辺自治体や地域の方々とのコミュニケーションやイベント、社員の環境啓発等に活用されるほか、研究所の森の維持管理計画や地域の生物多様性保全活動に向けたさまざまな取り組みへ活用される予定です。

※三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表執行役CEO:加藤 隆雄)

関連リンク
「十勝研究所いきもの調査レポート」公開ページ

 https://www.mitsubishi-motors.com/jp/csr/environment/topics/tokachi_survey.html
 三菱自動車様の環境トピックスのサイトへ飛びます。

本ニュースリリースのURL

 https://www.chiikan.co.jp/news/201909048019



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