特定外来生物に指定されているアライグマ。アライグマによる生態系被害については、様々な報告を目にしますが、実際に映像としてとらえられた事例はあまりみかけません。
ちいかんの森づくりプロジェクトを行っている森では自動撮影カメラによる動物のモニタリング調査を行っています。ここでアライグマによる在来種(ホトケドジョウ、サワガニ、ヒキガエル)の捕食が確認されましたので、動画を公開します。
ホトケドジョウは環境省のレッドリストで絶滅危惧ⅠB類に指定されているほか、サワガニ、ヒキガエルも現地では見つけることが難しいほど個体数が減少しています。この森の生物多様性を維持、回復していくうえで、アライグマの存在は放置できない課題となりましたので、これからアライグマ対策を実施していきます。

