里山林の整備に全力で取り組む「ちいかんの森づくりプロジェクト」。
本格的な動植物調査はこの春からですが、すでに多くの課題が見えています。
| 落葉広葉樹林や竹林は藪がひどすぎて、林内を散策(調査で踏査)したい!という気が全く起きない! |
| 調査で確認されている貴重な植物もそのうち消えてしまいそう。 |
| まだイノシシ来てないけど、藪のままだとそのうちやって来て、農業被害が発生しそう。(ハクビシン、アライグマは確認されているので、既に問題はありそうだが) |
| はじめの空撮画像を見るとわかるが、長期間放置され樹木が高木化し、写真中央の谷戸の耕作地が日陰になってしまっている。 |
| ナラ枯れが目立つ(空撮画像を拡大すると、立ち枯れ木が多いのがわかる)。 |
| 今後森林整備の下刈りで生じる大量のササ(アズマネザサ)をどうしよう? |
| 切り倒した木も・・・(たぶんカシノナガキクイムシの穴だらけで材木としての価値無し) |
| 市街地近郊の荒れた山での「あるある」、不法投棄! |
こんな感じで課題がいろいろ見えてきてますが、かつて里地里山資源が利活用されていた頃をベースに、地元の農家の方々や川崎市の意向も踏まえつつ、森林整備と保全管理計画を考えていきます。
最終的には、豊かな生き物が見られ人が居心地よく過ごせる場にしていき、その価値を地元の人が気づき、維持管理の担い手になってもらえたら最高ですね。