当社が浜松市より受託している業務の一環として行った、市民協働型のカエルのモニタリング調査が、15日の中日新聞および静岡新聞に掲載されました。
ナゴヤダルマガエルは、足が短くダルマのような体形のカエルで、環境省レッドリストの絶滅危惧IB類、静岡県レッドデータブックの絶滅危惧IA類に選定され、生息地域も限られています。トノサマガエルも、環境省RL、静岡県RDBで共に準絶滅危惧(NT)に選定され、生息地の減少に伴い個体数が減っています。
株式会社地域環境計画名古屋支社は、浜松市より生物多様性の状況を把握するためのモニタリングを受託し、調査を行っています。今回の調査は本業務の一環として、参加者に地域の自然の価値に気づき、保全意識を高めていただくことを目的として、6月14日、市内在住の小学生及び保護とともに、ナゴヤダルマガエル及びトノサマガエルの生息調査を行いました。
調査の前に参加者にカエル類の見分け方を解説し、約30人で水田のあぜを歩き、カエルを探した後は捕獲個体を水田に放しました。