スミレ
Viola mandshurica
( 離弁花類・スミレ科 )
市街地でもがんばる
スミレの中のスミレ
名前の由来
諸説ありますが、一説には花の形が大工さんの使う墨つぼに似ていることで「墨入れ(スミイレ)」から変化したと考えられています。
特 徴
日当たりのよい街角の路地、民家の庭先、耕作地のあぜ道などに生える多年草です。4~5月に、直径1.5~2.5cmの濃紅紫色の花をつけます。
豆知識
種子には、アリが大好きな「エライオソーム」というゼリー状の物がついています。アリが種子を巣に運び、「エライオソーム」を食べて巣外に捨てると、うまい具合に種子が広がるというわけです。
ヒョウモンチョウ類の食草で、花はさまざまな昆虫の吸蜜源になっています。
ひとつぼ植物園について
室見駅にほど近い閑静な住宅街に位置する「ひとつぼ植物園」。
ここでは四季を通して花を楽しむことができる九州の里の植物を育てています。
花を訪れる昆虫たちを観察することもできます。
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ちいかん ののはな図鑑
お問い合わせ
Map 株式会社地域環境計画 九州支社
電話 092-833-5270
Web www.chiikan.co.jp