タンチョウ
 鶴は千年といわれ、長寿を象徴する吉祥の鳥。一生連れ添う姿から、夫婦円満の象徴でもあります。

ハツカネズミ
 鼠には災害予知能力があるとされ厄除(やくよけ)。多産のため子孫繁栄。働き者の寝ず身でもあります。

ウグイス
 鶯は春を告げる縁起の良い鳥。日本三鳴鳥の一つで、鳴き声を聞くだけで幸運が訪れるといわれます。

イリオモテヤマネコ
 招き猫は、左手は客を招く千客万来の、右手は金運を招く商売繁盛の縁起物です。

コイ
 鯉は滝を登って龍になり天に昇るとされ勇気昇進を表します。鯉のぼりは幼子の成長を願って飾られます。

ニホンアマガエル
 蛙は「帰る」「返る」「還る」 という語呂合わせから福帰るお金が返る無事還る縁起物。

ツバメ
 燕が巣作りする家は人で賑わい繁栄するといわれます。害虫を食べることからも大事にされてきました。

ギンヤンマ 
蜻蛉は後退知らずで勝ち虫と呼ばれ勝負事に縁起が良い。害虫を捕食するところから穀霊の象徴にも。

ニホンイシガメ 
亀は万年といわれ、長寿の象徴。甲羅が銭の形に似ていることから金運アップも?

ノウサギ
 兎の字が「免(まぬがれる)」に似ており厄除に。月と縁が深くツキを呼ぶ意味も。

ホウネンエビ 
豊年蝦が水田にたくさん発生すると豊作になるという言い伝えがあります。

ナンテン
 南天→難転の語呂合わせで難を転ずる縁起の良い植物。火除(ひよけ)の意味もあります。

松竹梅
 「松」「竹」「梅」はそれぞれ不老不死子孫繁栄清らかさの象徴とされ、祝い事のシンボルとして3つ合わせて使われる縁起木です。

ニホンザル
 猿は困難が去る魔が去る勝るなどから縁起の良い生きものといわれます。

コウノトリ
 籠のような巣を造り雌雄が仲良く子育てする習性から赤ん坊を運んでくる鳥といわれます。本家ヨーロッパでは本種ではなくシュバシコウのことを指すのだとか。

テナガエビ
 曲がった腰と長い髭から長寿、勢いよく跳ねる姿から強運・立身出世の象徴といわれます。

クロチク
 年を重ねると黒くなり、成長・繁栄の象徴である竹の中でもより縁起の良い物として珍重されます。

ヒョウタン
 瓢箪は実の形や性質から、邪気を封じる厄除子孫繁栄健康運金運出世運など様々なご利益が考えだされました。

ウナギ
 株価や成績が勢いよく上がる「うなぎ昇り」。食べたらスタミナがつき金運成績もアップ?ウナギは実際、水気があれば崖をも昇ることができます。

シロヘビ  
無限の金運アップのご利益があるとされ、脱皮殻を財布に入れたり夢に出たりするとお金が貯まると信じられました。脱皮が再生生命力の象徴にも。

カブ
 蕪は「頭」の古語で、かしらを目指すようにと出世運と結び付けられました。株を上げる=評判が良くなることにも繋がります。


小判に込めたメッセージ
豊年満作 笑顔 絆 希望 夢 そして 幸福

お米を中心に形成されてきた日本の社会。
ほんの少し前までのご先祖様にとって、
「幸福」とは、等しく、お腹一杯白いご飯を食べることでした。
その「幸福」は、俵の横にある「豊年満作」から始まります。
お米がどっさり収穫できて、皆「笑顔」
不幸にしてそのような実りの秋を迎えられなかったとしても、
人々は「絆」によって支え合ってきました。
いかなる時にも「希望」を捨てず、
「夢」を抱いて未来へ進んでいきましょう!

2020年も変わらぬご愛顧を。

※縁起の由来には諸説あり、掲載したのはその一部です。


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