カレンダーに描かれていることわざ、慣用句、四字熟語です。


海老で鯛を釣る
えびでたいをつる
小さな元手で大きな利益を得ること

猫の首に鈴をつける
ねこのくびにすずをつける
妙案であっても実行するのは難しいこと

狸寝入り
たぬきねいり
都合の悪い時などに寝たふりをすること

瓢箪から駒
ひょうたんからこま
意外なところから思いもよらないものが飛び出すこと

猫に小判 豚に真珠
ねこにばん ぶたにしんじゅ
価値の分からぬ者にとっては何の役にも立たないこと

一富士 二鷹 三茄子び
いちふじ にたか さんなすび
初夢に見ると縁起が良いとされるものをめでたい順に並べた句

月とすっぽん
つきとすっぽん
二つのものの違いがあまりに大きすぎて比較にならないたとえ

狐の嫁入り
きつねのよめいり
日が照っているのに雨がパラパラ降ること。日照り雨

犬も歩けば棒に当たる
いぬもあるけばぼうにあたる
余計な行動を起こすと思わぬ災難に会うことの戒め

雉も鳴かずば撃たれまい
きじもなかずばうたれまい
余計なことを言ったばかりに自ら災難を招くこと

掃き溜めに鶴
はきだめにつる
つまらないものの中に飛び抜けて優れた者や美しい物が混じっていること

化けの皮が剥がれる
ばけのかわがはがれる
隠していた素性や物事の真相がばれてしまうこと

鳶に油揚げをさらわれる
とんびにあぶらげをさらわれる
大事な物を不意に横からさらわれること

閑古鳥が鳴く
かんこどりがなく
人が来なくて寂しい様子、商売がはやらない様子
(閑古鳥=カッコウ)

雀百まで踊り忘れず
すずめ100までおどりわすれず
幼い時に身につけた習慣や道楽は幾つになっても身から離れないたとえ

蟷螂の斧(故事成語)
とうろうのおの
実力も顧みずに強い者に立ち向かうことのたとえ
(蟷螂=カマキリ)

能ある鷹は爪を隠す
のうあるたかはつめをかくす
才能や実力のある者は軽々しくそれを見せつけるようなことはしないこと

団栗の背比べ
どんぐりのせいくらべ
どれもこれも似たり寄ったりで抜きん出た者がいないこと

いつも柳の下に泥鰌は居らぬ
いつもやなぎのしたにどじょうはおらぬ
一度うまくいったからといってその後も必ずうまくいくとはかぎらない

猪突猛進(四字熟語)
ちょとつもうしん
一つのことに向かって猛烈に突き進むこと

鰻の寝床
うなぎのねどこ
幅が狭くて細長い建物や土地などのたとえ

※他の表記、言い回し、意味をもつ場合もあります。


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