これ以外にもさまざまなストーリーがあります。
ぜひ、絵本をさがして、ごらんになってください。



カチカチ山
むかし むかし、あるところに、気のいいおじいさんと おばあさんが すんでいました。 心のやさいいうさぎがおじいさんと おばあさんになついていて、2人はうさぎをむすめのようにかわいがっていました。
ところがうら山に悪いたぬきがいて、いつも畑やだいどころをあらします。こまったおじいさわなをしかけてたぬきをつかまえました。そしてたぬきを天井につるすと、おばあさんに 「こいつは悪いたぬきだからけっしてなわをほどいてはいけないよ」 といって畑へ出かけました。
ところがたぬきはポロポロとなみだをながしながら、おばあさんになわをほどくようおねがいしたのです。
__________つづきは絵本で!


浦島太郎
むかしむかし、ある村に、うらしまたろうというりょうしがいました。
ある日、うらしまたろうが海辺を通りかかると、子どもたちが大きなかめをいじめています。 かめを助けると、かめはお礼にりゅうぐうじょうへ連れていってくれました。
うらしまたろうはりゅうぐうじょうの主人、おとひめさまにたいそうなもてなしをうけました。 さかなたちがごちそうを運び、みごとな踊りが続きます。
そうして3年の月日がたち、うらしまたろうは家族や友だちのことが気になりはじめました。
__________つづきは絵本で!


キジムナー
むかし、ひとりの りょうしが いました。
ある夜、海へ行くと 見知らぬ 若者が やってきて いっしょに魚を 取りはじめました。若者は 毎ばん 海辺へ 現れるようになり、りょうしと 若者は 友達に なったのですが、若ものの ようすが なんとも ふつうの 人たちと ちがいます。 (もしかしたら あの友だちは、人間では ないかもしれない)
そこで あるばん、りょうしは こっそり 若者のあとを ついていきました。 若者は くらい道を どこまでも 歩いて行き、古い がじゅまるの 木に すいこまれるように すがたを 消したのです。
__________つづきは絵本で!
沖縄の でんせつの 生きもの キジムナー。友達に なった 人は 幸せになりますが、うらぎった 人は おそろしい しかえしをされると 言われています。


ヤマタノオロチ
むかしむかし、スサノオノミコトという神さまがいました。
ある日、スサノオノミコトが川にやってくると、美しいむすめがおり、近くでその子のお父さんとお母さんが泣いていました。 8人のむすめがいたのですが、毎年ひとりずつヤマタノオロチという大きなヘビに飲み込まれ、この子が最後の1人だというのです。
ヤマタノオロチは、頭と尾が8つずるある、おそろしい化け物でした。
__________つづきは絵本で!


うさぎとかめ
うさぎは、自分の足が はやいのを いつも 自まんしていました。そして、かめが 歩くのが おそいことを ばかにして わらっていました。
すると かめが「山の ふもとまで かけっこしよう」と言いました。 2ひきは きょうそう しましたが、うさぎは ずっと 先に 行ったところで「負ける はずがない」と ひるねをして しまいました。
かめは ゆっくりでも あきらめずに 一生けんめい 歩きつづけ、うさぎよりも 先に ゴールしたのです。


こぶとり爺さん
むかしむかし、おどりがじょうずなおじいさんがいました。そのおじいさんの右のほっぺたには、おおきなこぶがありました。
ある夜、おじいさんが山ではたらいていると、雨がふってきました。あまやどりをしているうちにねむってしまい、にきやかな歌声に目をさますと、外ではおにが、おさけを飲みながら楽しそうにおどっていたのです。
おじいさんは思わず・・・
__________つづきは絵本で!


因幡の白うさぎ
むかし むかし、おきの島という 小さな島に、1ぴきの 白うさぎが 住んでいました。うさぎは いつも、海の向こうに 行きたいと 考えていました。
ある日、うさぎは いいことを 思いつきました。お人よしの サメを だまして 並ばせたのです。その上を ジャンブしながら 向こう岸まで あと1歩!というところで 思わず 「やーい、だまされたな。ぼくは、りくに わたりたかった だけなのさ」
すると 怒ったサメが うさぎをつかまえ、皮を はいでしまったのです。
__________つづきは絵本で!


かぐや姫
竹を取って くらしている おじいさんがいました。
ある日、おじいさんが 竹やぶへ 行くと、金色にかがやく 不思議な 竹が ありました。 おじいさんが 竹を 切ると 中には かわいらしい 女の子が すわっていました。 女の子は かぐやひめと 名づけられ、すくすくと 大きくなりました。 それは それは うつくしい むすめになり、ひめのうわさは 国じゅうに 知れわたりました。 そして まいにち、たくさんの 若者が たずねてくるのです。
さて、月が だんだん みちてきて 十五夜が 近づくと、かぐやひめは まいばん 空を 見上げて なみだをながすように なりました。
__________つづきは絵本で!


羽衣伝説
ずっと むかしの ことです。
するがのくに(今の静岡県)の 三保の松原(みほのまつばら)というところで、ある松の枝に きれいなきものが 掛かっていました。
1人のりょうしが 思わず 持って帰ろうとすると、美しいすがたの 天女があらわれて「わたしの はごろもを 返してください」と言いました。 「そんな めずらしい ものならば、返す わけにはいかない」とリょうしが 答えると、天女は 天に戻りたいと なげき悲しむのでした。
はたして、りょうしは 天女へ はごろもを 返してあげるのでしょうか? 三保の松原のほかにも 日本のあちこちに はごろものお話があり、ちがいがたのしめますよ。
__________つづきは絵本で!


桃太郎
むかしむかし、あるところに、おじいさんと おばあさんが すんでいました。 まいにち、おじいさんは 山へしばかりに、おばあさんは 川へせんたくに 行きました。
おばあさんが 川でせんたくをしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が ながれてきました。 「これは めずらしい」 おばあさんは 桃をひろいあげて、おうちへ 持って帰りました。 おばあさんが 桃を切ろうとすると、なんと 中から かわいい男の赤ちゃんが 飛び出しました。 「おやまあ」「これはきっと、神さまが くださったに ちがいない」 子どものいなかった おじいさんと おばあさんは、大喜びです。 桃から 生まれたので、この子は ももたろうと 名付けられました。
ももたろうは 強くて やさしい 男の子になりました。 そして ある日、ももたろうが 言いました。 「おにがしまへ行って、わるいおにを たいじしてきます!」
__________つづきは絵本で!


舌切雀
むかし むかし、あるところに、おじいさんと おばあさんが すんでいました。
やさしい おじいさんは、1わの 子すずめを かわいがって かっていました。 ある日、おじいさんは 遠くの山へ しごとに 行きました。
おなかが すいても、いじわるな おばあさんは 子すずめに ごはんを あげません。 すると 子すずめは たまらず、おばあさんが 作った せんたくのりを 食ベて しまいました。 「この いたずらものめ!」 怒った おばあさんが 子すずめの したを 切ると、子すずめは 泣きながら 飛んでいって しまいました。
帰ってきた おじいさんは、はなしを 聞いて たいそう しんぱいしました。 そして つぎの日の朝、子すずめを さがしに 出かけたのでした。
__________つづきは絵本で!


鶴の恩返し
(つるにょうぼう)
むかしむかし、まずしい若者が 傷ついた1羽のつるを助けました。
いく日もたった 冬のよる、美しい娘が 若者をたずねてきました。そして 自分を 若者の嫁さまにしてほしいと お願いしたのです。そうして、娘は 若者の嫁さまになりました。
ある日、嫁さまは「はたを織るところを 決して 見ては なりません」と若者に言い、はた場に こもりました。7日が過ぎ、少しやつれた嫁さまが 手に持っていた布は みごとなできばえで、若者が 町へ持って行くと、とても 高い値段で 売れました。
しばらくすると、嫁さまは、また、「決して のぞいては なりません」と いい残して はた場へ入りました。若者は「糸もないのに どうやって 布を 織っているのだろう」と 気になって しかたがありません。
__________つづきは絵本で!


手袋を買いに
とてもさむいあさ、きつねの子どもは生まれてはじめて雪を見ました。
かあさんは、子ぎつねのつめたい手に手ぶくろを買ってあげようと思い、子ぎつねといっしょに人間のすむ町へ出発しました。でも、かあさんは、人間にひどい目にあったことがあり、どうしても町へ近づくことができません。
そこでかあさんは、子ぎつねの片方の手を人間の子どもの手に変え、お金を持たせて手ぶくろを買いに行かせることにしました。
__________つづきは絵本で!


笠地蔵
むかし むかし、あるところに、まずしいけれど 心のやさしい おじいさんと おばあさんが 住んでいました。
ある年の おおみそかのこと。 明日は お正月だと いうのに、家には おもちどころか 1つぶの お米も ありません。 おじいさんは 頭にかぶる かさを作って 売りに行きますが、人々は いそがしく、だれも あいてに してくれませんでした。
ふぶきの 帰り道、おじいさんは 雪をかぶった おじぞうさんを みつけました。
__________つづきは絵本で!
年の暮れにぴったりのハッピーストーリーです。


金太郎
あしがら山の山おくに、きんたろうという 元気な男の子がいました。
きんたろうは 毎日、まさかりで 森の木を切ったり、動物たちと すもうを取ったり、くまの背中に 乗ったりして 遊んでいました。きんたろうは 力が強く、大きなくまも 負けてしまいます。
ある日、動物たちと歩いていると、谷がわへ出ました。きんたろうは 近くに生えている 大きなすぎの木を かんたんに押したおして 橋を作りました。 「さあ、これを わたっていこう!」 動物たちは 大よろこびで、きんたろうと いっしょに 橋をわたりました。 それを見ていた おじさんが、きんたろうを みやこへ 連れて行きました。
大きくなった きんたろうは、りっぱな おさむらいさんに なったということです。


虫愛づる姫君
(堤中納言物語より)
身分の高い貴族の家に、虫好きのお嬢様がいました。
昔の女の子は、年頃になるとおはぐろといって歯を黒く染めたり、眉毛を抜いて厚いお化粧をしたりするのですが、この子は身なりを気にかけず、いつもいろいろな虫を大切に飼って暮らしているのでした。特に毛虫をちょうちょに育てることが大好きで、めしつかいたちは怖がったり困ったり…
うわさを聞いた若者が、いったいどんな子な風変わりな子なのだろうとお屋敷をのぞきましたところ、白い歯でお化粧もしていないにもかかわらず、気品があって美しかったのでした。
今の時代に生まれていたら 虫ガール、大人になったら 昆虫博士に なっていたかも しれませんね。


さるかに合戦
かきの種を ひろった さると、おにぎりを ひろった かにが 会いました。
さるは かにの おにぎりが ほしくなり、「かきの種を まけば、毎年 おいしい かきの実が なるよ」と言い、かきの種と おにぎりを とりかえました。
かには さっそく かきの種を 土に うめました。 ♪ 早く めを出せ かきの種 ♪ 出さぬと はさみで ちょんぎるぞ ちょんぎられては たいへんと、かきの種から めが 出てきて、ぐんぐん 大きく なりました。
♪ 早く 実がなれ かきの種 ♪ ならぬと はさみで ちょんぎるぞ ちょんぎられては たいへんと、かきの種は えだいっぱいに かきの実を つけました。
ところが かには、木のぼりが できません。 そこに さるが やってきて…
__________つづきは絵本で!


ぶんぶく茶がま
あるところにまずしい古道具屋がいました。
わなにかかったたぬきを見つけ、かわいそうに思って助けてあげました。
次の日たぬきは助けてもらったお礼にと、茶がまに化けた自分を売るよう男に言いました。
たぬきが化けた茶がまはおしょうさんに買われていき、ゴシゴシ洗われたり、お湯をわかすため火にかけられたり…
__________つづきは絵本で!


はなさかじいさん
むかしむかし、あるところに、心のやさしいおじいさんとおばあさんがすんでいました。
ある日のこと、裏の畑で、ポチが土をかきながらほえるので、おじいさんはそこを掘ってみました。 すると、土の中からたくさんのたからものが出てきたのです。
この話を聞いた よくばりものの となりのおじいさんが ポチをむりやり つれていきました。 いやがったポチが 思わず鳴いたところを よくばりじいさんが 掘ってみると、中から出たのは くさいゴミばかり。
おこったよくばりじいさんは…
__________つづきは絵本で!



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