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BeeHotelの魅力を発信!九州産業大学研究事例展示会 出展レポート

2024.12.02  イベント・キャンペーン

11月1日及び2日の両日、九州産業大学が教育研究の取組成果を発信する展示会「KSU VISION DAY」が開催されました。地域環境計画九州支社(支社長 中武禎典)は同大学建築都市工学部都市デザイン工学科の内田泰三教授および芸術学部生活環境デザイン学科の栗田融教授の研究室とともにBeeHotelの研究を行っており、本イベントにて「生物多様性が息づく都市、Bee Hotelから始めよう!」と題して共同発表を行いました。

こちらは主な展示物です。BeeHotelの概要などについてのパネル展示、さらにはBeeHotelを利用する昆虫類(主にハチ類)の標本・生体(今年、営巣したハチ類の前蛹)展示、様々にデザインされたBeeHotelそのものの実物展示を行いました。

4枚のポスターと様々なデザインのBeeHotel、ハチの標本など

ブース展示風景 4枚のポスターと様々なデザインのBeeHotel、ハチの標本など

 

こちらは学生さんが制作したBeeHotelです。

学生さんたちが制作したBrrHotel

学生さんたちが制作したBeeHotel

 

ブース前では、BeeHotelを出入りしているハチの姿を動画で紹介しました。

様々なBeeHotelを動画で紹介

BeeHotelを利用しているハチを動画で紹介

 

こちらは上映したものの1つです。羽化してまもないオオハキリバチを指先に乗せています。BeeHotelを利用するハチ類は、人を襲うようなことはせず、このように温和な性格のハチが多いです。(ちなみにこちらは針を持たない雄バチで、指の持ち主は雄バチであることをわかった上で指に乗せています。)

ハチの指乗り

ハチの指乗り

  

 

エントランスには、栗田教授がデザインされた最新のBeeHotelを展示しました。

栗田教授デザインのBeeHotel

栗田教授デザインのBeeHotel

 

上記のような盛り沢山な内容をお届けしました。開催中はあいにくの悪天候でしたが、会場は終始、来場者が途切れず大盛況でした。またBeeHotelについての質問も多く、たくさんの方々に興味をもっていただけたことを実感しました。

イベントをとおして、BeeHotelの魅力や面白さ、そして、BeeHotelを利用するハチ類が自然界の中で果たす大事な役割(植物の花粉媒介や害虫の天敵)などについて、多くの方々へ発信できたものと思います。

BeeHotelはまだまだ国内では知られていませんが、この先もこの取り組みを進め、生物多様性の保全やSDGsの目標の達成などに貢献します。

(九州支社自然環境研究室 村尾竜起 記)

 

関連リンク
KSU VISION DAY 文×理×芸=展 公式サイト

 https://www.kyusan-u.ac.jp/ksu_vision_day/

「 KSU VISION DAY 文×理×芸=展」に BeeHotel を出展中です。

 https://www.chiikan.co.jp/news/2024110114877/

ちいかんNewsLetter No.43 P2-3「花粉の運び屋をまもるBee Hotel」

 https://www.chiikan.co.jp/newsletter/chiikanletter43.pdf

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