地域ぐるみで対策する鳥獣被害
被害対策、防除のための普及啓発や講習会の開催
大型獣などの農業被害対応
鳥獣被害を防ぐには、以下の4つの取り組みが必要です。
- 対象鳥獣の生態を知ること
- 侵入防止
- 捕獲
- 獣を寄せつけない環境づくり
講習会では、鳥獣の生態に合わせて、これらの対策の正確な知識と技術、機材についてお伝えします。現地講習も含め、予算と規模に合わせて、内容を選ぶことが可能です。適宜ご相談ください。
講習内容
- 被害対策講習(防護柵の設置と維持管理)
- 追い払い講習
- 捕獲講習
- 集落環境診断ワークショップ
- 囲いわな設置講習
- テレメトリー講習
- 防護柵設置講習
業務実績
- ニホンザル、イノシシ、ニホンジカ、クマ被害対策講習会(福島県)
- イノシシ、ハクビシン被害対策講習会(静岡県)
- ニホンザル、イノシシ、ニホンジカ被害対策事業(和歌山県日高川町農業振興協議会)
- ニホンジカ林業被害、森林植生被害対策講習会(岐阜県)
アライグマやハクビシンなどの生活被害や農業被害対応
アライグマなどの防除活動には、大変な労力と精神的な苦痛を伴うこともあります。そのため、特定の関係者だけではなく、その地域の住民や利用者にも広く知っていただくことで、労力の軽減や活動への理解を促進することが重要です。ポスターやチラシ作成、イベント開催等を行う際にも、対象者の絞り込みや効果的な啓発手段を選択することで、より効果を高めることが可能になります。
- パンフレット作成
- 防除講習会
講習会においても、鳥獣の生態や知識だけではなく、実践的な防除技術研修や体制構築のための人間関係構築やコミュニケーション等、様々な内容で行うことができます。
業務実績
- アライグマ防除講習会実施委託業務(大分県)
- 九州地方アライグマ防除啓発事業(環境省)
- 武雄市アライグマ講習会(武雄地区有害鳥獣広域駆除対策協議会)
獣害対策の体制構築「地域ぐるみの獣害対策コーディネート」
個別の農地や林地の獣害対策を行うだけでは、被害は別の場所に移ることになります。また、広域柵の設置や藪の刈り払いなど、個人では対応しきれない対策もあります。
そのため、鳥獣対策は地域で連携して行うことが重要になります。地域での体制を構築するための支援等、さまざまなコーディネートを行います。
- サルの行動圏と被害状況
- 現地でのミーティング
実施内容例
- 鳥獣被害、対策状況調査
- 集落環境診断ワークショップ
- 獣害対策マップの作成
- 広域柵の設置、わな管理、追い払い等の共同作業支援
- 講習会、座談会の開催
業務実績
- ニホンザル、イノシシ、ニホンジカ被害対策事業(和歌山県日高川町農業振興協議会)
獣害を減らすための対策、防除の実施や支援・指導
防護柵やわなの設置について、設置場所や設置方法、維持管理方法などの検討や現地指導を行います。
- 囲いわな設置
- 箱わな点検